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田舎のバス停でお昼寝

時間の節約
物事の効率化
段取り勝負

それが正解であるかのような世界で、
時間を大事にしようといいながら、結局時間に追われてた気がする。

ここでは、まだ車がないから移動手段はバスがメイン。

買い物帰りのこの日は、次のバスが来るまで30分。

今までだったらありえない時間のロスだ。
行けるとところまで歩いてしまった方が早いんじゃないか。
タクシー呼ぼうか。

そわそわ次の一手を考えるものだが、
ここではどうもそのエンジンがかからない。

なんだか、気持ちがゆったりしてしまうのだ。

ひだまりのバス停で富士山見てたら、うとうとしてきて、
買ったレイキを杖にして、気づいたら昼寝をしていた。

田舎のバス停で農機具持って昼寝。

起きたら丁度バス到着。

まったりモードもいいものだ。

気分良くバスを降りると、ほわーんと牛糞の匂いがした。
振り返ると、バス停横の建物は牛舎で、その隣には牛糞の山があった。

探していた堆肥が山積みになって目の前にある。
なんというご褒美だろう。

車で買い物に行っていたら、すぐ近くの宝の山に気づかなかっただろう。
急いでいたら、香に気づくこともなかったはずだ。

最短最速が必ずしも正解でないということを、改めて思える、田舎での回り道だった。

 

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