スキーデビューをしました。
子どもじゃなくて、私です。
スキーの履き方さえわからないのに、
家族の勢いに押されて
訳もわからずゴンドラで頂上に行き
尻込みする母を尻目に
1列で斜面をまっすぐ下りていった子どもたち。
無理。
無理。
絶対無理。
勇気ある撤退を迷わず選択。
ゴンドラで一人下りてきました。
無理しない。
だって3人連れてきて、
着替えさせただけでヘトヘトだもん。
でも、せっかくだからと
リフトで上がり直して、一人
優しいコース試してみたよね。
まずは履き方から。
さっそくすっ転んで立てずにいたら
頭上からゴンドラ組が颯爽と下りてきた。
励まされたり、アドバイスされたり
待たれたりすることがプレッシャーで
何よりできないことが情けなくて悔しくて、
気づけばゴーグルの下で悔し泣きしてたよね。
不甲斐ない。
「もう帰りたい」ってぼやいた。
歩いて下山も考えた。
でも、ずっと待ってる子どもたち。
見られるのも、待たれるのも嫌だから
「先行ってて」つて言ったのに。
悔しさと苛立ちで火がついて
腹を決めて立ち上がって
見よう見まねで、真っ直ぐ進んでみたら
そのまま転ばず下まで滑れたんだ。
できた!
脚をプルプルさせながら、
固まった八の字でまっすぐ下りてきました。
初心者丸出しの滑り方。
でも、嬉しかった。
いくつになっても
できないことができるようになるって嬉しいものね。
本日は全身筋肉痛でございます。
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