亡き人とも交流できる和蝋燭
今回、和ろうそくに使用しているマコモズミですが、昨年は、書くための顔料としてリリースしてました。
真菰は、
- マコモダケとして「食べれて」
- 葉は、お茶として「飲めて」
- 薬湯として「浸かる」こともできるし、
- 「しめ飾り」にもできる。
その上、さらに「書ける」ということに、いたく感動して商品化しましたが、それでもまだ、ゴールじゃない気がしてました。
そして今回、和ろうそくとして「灯す」ところまで辿り着いたとき、これでやっとマコモとのご縁を結べた気持ちになれたんですね。
マコモズミの和ろうそくを作れた事で、真菰が最後は灯りとなって消えるところまで添い遂げられた気分で、初めて灯りを灯した時は、自然と涙が出ました。
ここまで看取れたら、私はもう大満足です。
そして、この和ろうそくを、手向けたい人がいるのです。
その人は、きっと面白がって受け取ってくれるんだろうなと笑う顔が目に浮かぶんですね。
亡き人とも交流できる商品になりました。