百の手しごと

この夏取り組んだ面倒くさいこと

この夏、編みかけの作品を仕上げることを自分に課していました。
試しに編んでみたり、完成間際でイメージと違ってやめたり、ただ飽きてしまったりと、編みかけの作品が予想以上にたくさんで、それらが毛糸と共に部屋を占領してました。

何だか、私の頭の中を見てるようで、見て見ぬ振りをやめて、

きっぱり止めるか、仕上げるか

を一つ一つ選択して、片付けることにしました。
その一部が写真の作品です。

中途半端にしてたものたちが、ようやく陽の目を見たかのようです。

下手だな、ダメだと思っていたものでも、完成すると愛しさが生まれました。

そして何よりも、やりかけから解放されると、
途端に、新しいアイデアと欲求が生まれて、一気に編み上がったが先日のことです。

いつも追われているように感じているけれど、
こうしてひとつひとつの物と向き合って、全体像が把握できると、いらぬ不安から解消されるものです。
そうすることで、新しい創造に向かえます。

編み物だけじゃなく、やりかけの仕事がたくさんあります。

アイデアだけのもの、
イメージしてできた気になってるものの、怖くてやめたもの。

そういうものに、一つずつ着手して、アイデアに対してもフットワーク軽くやってみようという前向きな気持ちになれたことが、一番大きな恩恵でしょう。

一番散らかっていたのは、私の頭の中なのかもしれません。

 

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